浅田真央 アルソア クイーンシルバーとともに歩んだ 8年間の軌跡

それは、16歳の出会いから

浅田真央さんが、アルソア クイーンシルバーと出会ったのは、16歳のとき。遠征先で洗顔の石けんを忘れ……。

2006?2007シーズンプログラム

FS『チャルダッシュ』 振付:ローリー・ニコル/音楽:ヴィットリオ・モンティ SP『ノクターン第2番 変ホ長調』 振付:ローリー・ニコル/音楽:フレデリック・ショパン

国民的アイドル誕生

15歳の全日本選手権。浅田真央さんのトリプルアクセル2回連続ジャンプという史上初の快挙に日本中が沸きました。“真央ちゃんフィーバー”です。それは、翌年開催される第20回トリノ冬季オリンピック出場への期待でもありました。でも、わずかに年齢が足りず出場は見送り。オリンピックをテレビで観ていた真央さんは、金メダルを手にした荒川静香選手の姿を目に焼き付け、「次のオリンピックには絶対出る!」と心に誓います。

16歳の誕生日を迎えた頃は、すでに“国民的アイドル”に。そんなある日、真央さんは遠征先で洗顔用の石けんを忘れたことに気づき、知り合いの化粧ポーチにあった石けんを借ります。黒い石けんの真っ白な泡。洗い上がりのスッキリとしてやわらかな感触に「なぁーに、この石けん!?」。アルソア クイーンシルバーとの出会いです。その日から23歳の現在まで真央さんの洗顔は、ずっとアルソア クイーンシルバーです。

MAO ASADA 16 years old

ついに「世界女王」に

2007?2008シーズンプログラム

FS『幻想即興曲』振付:ローリー・ニコル/音楽:フレデリック・ショパン SP『ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア』振付:タチアナ・タラソア/音楽:ナイジェル・ヘス

2007年夏、真央さんはフィギュア界の重鎮、タチアナ・タラソア女史と一緒に、モスクワでプログラムづくりに取りかかりました。選んだ楽曲は『ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア』。衣装は、この曲が映画『ラヴェンダーの咲く庭で』のサントラ盤であることから淡い紫色のドレスを。全身を大きく波打たせたダイナミックな踊りと、切なさを浮かべた大人っぽい表情とがあいまって、すみれ色の真央さんは、少女から大人へと着実にステップを踏んでいるように映りました。

2007-2008シーズンの世界選手権。ショートプログラム64.10、フリーでは120点越えの121.46の成績で優勝。少女の頃からの憧れだった「世界女王」のメダルを真央さんは手にしたのでした。 肌はといえば、思春期特有の不安定さで、時に吹出ものに悩まされたりすることもありました。でも、アルソア クイーンシルバーを使い続け、「甘やかさない肌」を培い、ますますみずみずしさが際立ってきました。

MAO ASADA 17 years old

試練の始まり

2008-2009シーズンプログラム

FS『仮面舞踏会』 振付:タチアナ・タラソア/音楽:アラム・ハチャトリアン SP『月の光』 振付:ローリー・ニコル/音楽:クロード・ドビッシー

新コーチをタチアナ女史に託し、今シーズンも彼女のコリオ(振付)でフリープログラムが決まりました。こうして2008-2009シーズンの体制も整い、真央さんはNHK杯、グランプリファイナル、全日本選手権と次々と快進撃を続け、タチアナコーチから「マラディアッ!(素晴らしい)」と暖かい賞賛と抱擁を受けます。

ところが、2009年2月の四大陸選手権が近づいてもモチベーションが上がりません。結果は3位。そして、世界選手権では二つ目のトリプルアクセルで転倒……。真央さんがシニアに上がって初めて体験した表彰台落ちでした。人前で涙を見せない真央さんですが、こっそりアルソア クイーンシルバーで涙を洗い流した日もあったかもしれません。これから1年間、スケートの課題とともに、肌のコンディションもしっかり整えて、晴れの舞台に臨みます。

MAO ASADA 18 years old

夢の舞台へ

2009−2010シーズンプログラム

FS『前奏曲[鐘]』振付:タチアナ・タラソワ/音楽:セルゲイ・ラフマニノフ SP『仮面舞踏会』振付:タチアナ・タラソワ/音楽:アラム・ハチャトリアン

前シーズン、トリプルアクセルを跳んだ女子選手は真央さんただ一人。今シーズンはショートで1回、フリーで2回、合計3回跳ぶことを、タチアナコーチと決めました。前人未到の挑戦です。 いよいよシーズン開幕。しかし、スランプとプレッシャーの中で、思うような成績を残せない真央さん。12月の全日本選手権では、ショートプログラムの『仮面舞踏会』で1位、 その勢いでフリープログラムの『モスクワの鐘』も滑り切り、ついに同選手権を制覇しました。 試合後、「洗顔」を気持ちの切り替えスイッチにした真央さん。 1年間、アルソア クイーンシルバーとともに朝晩を過ごし、肌のコンディションも上がってきました。  そして、晴れの舞台を迎えます。真央さんは見事な演技を披露し、銀メダルに輝きます。 トリプルアクセルを3つも決めたその勇姿に、世界中が感動しました。 表彰台の真央さんの肌も、美しい輝きに包まれているようでした。

MAO ASADA 19 years old

1から出直し

2010−2011シーズンプログラム

FS『愛の夢』振付:ローリー・ニコル/音楽:フランツ・リスト SP『タンゴ』 振付:タチアナ・タラソワ/音楽:アルフレッド・シュニトク

2010年の夏、真央さんのコーチはタチアナ女史から佐藤信夫コーチに変わりました。 20歳の誕生日を迎えた日、「社会人としての自覚を持って、自分で決めたことをしっかりやりたい」と記者会見で語ります。 それは「スケートを1からやり直す」という新しい自分への挑戦の始まりでした。 まずはジャンプの修正。今まで3回転まで跳べていたジャンプのやり方をすべて捨て、 初心者のようにシングルジャンプからやり直すというもの。 次はスケーティングの修正。これも佐藤コーチの厳しい指導で修正されていきました。 しかし、2010-2011シーズンの成績は不本意に終わります。 そんな中、真央さんは自分でつくるお弁当を白米から玄米に替え、野菜中心の食生活へ。 体の中からすこやかにすることを心がけ、真央さんの美しさは内側から溢れるように。 アルソア クイーンシルバーのキメ細かい泡で洗顔した肌も明るさを増していくようでした。

MAO ASADA 20 years old

小淵沢の休暇

2011−2012シーズンプログラム

FS『愛の夢』振付:ローリー・ニコル/音楽:フランツ・リストSP『シェヘラザード』振付:タチアナ・タラソワ/音楽:ニコライ・リムスキー・コルサコフ

2011年3月11日の東日本大震災。真央さんも行き場のない痛みを感じていました。 7月、青森県八戸市で東北初の「ザ・アイス」のチャリティ公演が行われ、真央さんはリベラ作曲の『ジュピター』で演じます。 まるで鎮魂の舞のように。 2011-2012シーズン、真央さんの「1からのスケーティングのやり直し」はまだまだ続き、 グランプリファイナルの世界選手権でも報われることはありませんでした。 全身の脱力感、心に穴があいたような虚無感。 「もうスケートをやめよう」……。 2012年4月末、真央さんは姉の舞さんと一緒に長い休暇をとります。 16歳から使い続けている石けん、アルソア クイーンシルバーをつくるアルソア本社のある山梨県・小淵沢へ。 アルソアの農園「八ヶ岳レインボーファーム」での野菜づくりやシイタケ狩り、 本社のオーガニックレストラン「ザ・ガーデン」での玄米菜食のランチなど、休暇を満喫しました。 スケートを離れ、心も体も解き放たれたようでした。

MAO ASADA 21 years old

新たな決意

2012−2013シーズンプログラム

FS『白鳥の湖』振付:タチアナ・タラソワ/音楽:ピョートル・チャイコフスキーSP『アイ・ガット・リズム』振付:ローリー・ニコル/音楽:ジョージ・ガーシュイン

真央さんのシーズン初戦、秋のジャパンオープンで披露されたのは『白鳥の湖』。 氷上で白鳥の純白の衣装をまとった姿に会場は沸きました。 先シーズン最後の失われた気力は戻り、3回転ループ、ダブルアクセルの成功。 続く、グランプリシリーズ・中国大会、NHK杯、グランプリファイナルのロシア大会、全日本選手権、四大陸選手権と優勝を手にします。 そんな中、徐々に2014年を自分の集大成にしようという気持ちが固まっていきました。 真央さんがスケート靴を履いたのは5歳、姉の舞さんと一緒にスケートリンクに立ちました。 以来、舞さんはライバルであり、唯一無二の心の友。そんな仲良し姉妹は、昨年の休暇の思い出が忘れられず、再び小淵沢へ。 好きな野菜づくりや、ケーキづくり、陶芸などを楽しみました。 舞さんと過ごし、集大成への意志は固まり、次のシーズンへの準備が始まりました。

MAO ASADA 22 years old

感動をありがとう

FS『ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番』振付:タチアナ・タラソワ/音楽:セルゲイ・ラフマニノフSP『ノクターン第2番 変ホ長調』振付:ローリー・ニコル/音楽:フレデリック・ショパン

 「この4年間は、これまでの人生の中で一番厳しい時期でした」とインタビューに答えた真央さん。 佐藤コーチと取り組んだ“1からのスケーティングのやり直し”は、4年をかけて実を結び、真央さんの表情にも自信が窺えるようになりました。 集大成のシーズン、タチアナ女史が太鼓判を押した『ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番』。 ラストに配された華麗なステップシークエンスには圧巻。「自分の人生が込められているようです」と真央さんは語ります。 一方、ショートプログラムは、7年前に一度滑ったショパンの『ノクターン第2番 変ホ長調』。 「初恋」というテーマを、23歳の真央さんが表現する愛溢れる滑りです。  16歳から23歳の今まで、アルソア クイーンシルバーを使い続けてきた真央さん、晴れの舞台に輝く美しく崇高ともいえる姿。 世界中が惜しみない拍手を送るのは、浅田真央というスケーターへの喝采だけではなく、 挑戦し続けた軌跡が、私たちに勇気と希望を教えてくれるからでしょう。 真央さん、大きな感動をありがとう ! そして、これからもアルソアは、アルソア クイーンシルバーとともに真央さんの未来を応援し続けます。

MAO ASADA 23 years old